◆星祭(ほしまつり)・星供(ほしく)って?
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星に除災招福を祈る行法。星供(ほしく)星供養会(ほしくようえ)とも言う。 インドの原始仏教では星占いや星祭りを禁じたが、真言密教ではこれを容認した。 妙見菩薩を本尊として、北斗七星法、妙見法、北斗尊皇王法を修する。 日本では平安時代より行われ、宮中の正月四方拝などに取り入れられた。 星祭りはインド、中国を渡り、日本に伝わる過程で道教や易、陰陽五行説などと複雑に融合しながら成立しました。 星という字は「日」の下に「生まれる」と書きます。 人の運勢を司る本命星をだし、供養をします。仏教の星占いと言っても良いのかも知れませんが、背景に仏教の教えがあるために、非常に奥の深いものであります。 現在、日本における東洋の占星術も大きな影響を受けております。 |
星供本尊曼荼羅図 |
千手院にはこの行法が伝えられています。 供養、祈願をすることはもちろんですが、当寺においては実際に星回り(年回り)を観る方法が代々住職に伝授されてきました。 ご祈祷を上げられた方には、お札の他に祈念札(きねんふだ)というものをお渡しいたします。その年の星回りを200字程度でお書きし、その年、その時々にどのような事に気をつけたり、精進すればよいかを促すことを目的としたものです。 祈念札は当寺にしかない独特なものであります。 迷い、悩んだ時にはひと声おかけ下さい。きっと、何かしらのご提案ができるはずです! |
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お札(左)と幣束(右) お札は縦20cm横12cm程度 |
祈念札(きねんふだ)と肌守り 肌守りは縦5cm横3cm程度 |
肌守り裏書 |
お札、幣束は昔からの伝統を受け継ぎ、すべて奉書紙を手折りにて作り、できる限り住職、副住職の直筆にてご祈祷を
上げております。祈念札はお一人につき一枚となります。
(現在、祈念札はワープロ文字を使用しておりますが、書かれる内容はすべて住職が祈願者個々を拝見します)
*ご祈祷後、お渡しするお札について
@家に祀られる方は
写真にございます、お札と幣束、そして祈念札が一体としてお渡しされます。郵送の場合は幣束はつきません。
A住宅事情などで家でお祀りできない方、また普段から身につけたい方は
肌守りと祈念札をお渡しいたします。お財布や手帳などの中に入れて1年肌身においてください。
*お申し込み方法について
申込み用紙をプリントしていただき、FAX、郵送、メール等でお申し込みください。→星祭のご案内(pdf)
*お布施の目安について
お布施は料金ではありません。
大きなお札の場合は3,000円〜5,000円程度、肌守りの場合はお一人につき1,000円程度を
お考えくださると幸いです。直接ご祈祷を受けたい方は予約が必要です。別途ご相談ください。