お日さま!
寒かったー、今日は。
しかし、天気が良かったので外仕事もはかどるや・・・と思っていたんですが、お祓いがありましたので、お寺の中での仕事が中心でした。
赤ちゃんのこともあり、ここのところ寝不足気味・・・、などとは言っている余裕もなく、お正月の準備に追われています。
ところで中越大震災から後、家相についての質問、ご相談を受ける機会が増えました。
世間でもよく耳にする「鬼門」や水回り、そして年回りのことなど、家を建てるのだから多少なりとも気にするのが当たり前だと思います。
特に「鬼門」などはこれからホームページでも詳しく紹介していきたいと思いますが、「こわい」というのが第一印象ですよね。
けれど、鬼門の由来を調べていくと決してこわいものでも何でもないのです。逆に有り難い方角なんです。
そこには古代人の謙虚な自然観が伺われ、「生かされている」という意識があります。
私なども、つい「ここは俺の土地だ」と言ってしまいそうになることもありますが、家相や択地法もすべては「自然界に生かされている」という発想が基本です。
そう思うと、最近では地鎮祭をする方が少なくなってきているようです。
地鎮祭もそこの土地に「住まわせていただく」というのが根底の発想だから、それが少なくなるということは、人間の自然に対する考え方が変わってきていることにもなるんでしょうかねぇ~。
太陽のことを「お日さま」と呼ぶような素敵な心を忘れないでいきたいものですね。