御日待が始まりました
外は凄い荒れ模様・・・、これから雪がやってくるんでしょうね。
もう少し積雪があるとスキー場も助かるので「丁度よく」降って欲しいなぁ~。
さて千手院では今日から御日待(おひまち)と星祭り(ほしまつり)のご祈祷がスタートしました。門前地区を最初に、順番に各町内の方からお寺に集まっていただき、お祓いをします。
また各お宅に伺う方も大勢いらっしゃいます。そして遠方の方にはご祈祷をしたお札を郵送しています。届くまでもうしばらくお待下さい。
御日待(おひまち)とは、昔集落のみなが集まって精進潔斎をし、日の出を待ってその年の豊作や健康などを祈ったものが、中世以降に仏教と融合して日天尊を祀るようになったものだと言われています。
現在でも魚沼の地域では盛んに行われていますが、都市部にいくとほとんどみられなくなった年中行事です。
人は今でもご来光を拝んだりするように、太陽を特に信仰していないように見えても心の奥には何か謙虚なものが隠れていると思います。
それは太陽だけでなく、火や水や草花、風、お月様など自然界すべてに及ぶと思います。大事な事ですよね。
ちなみに佐渡では「月待ち(つきまち)」という行事が今でも残っているそうですよ。
自然に対する見方、感じ方、年中行事っておもしろいと思います。