立春
昨日は節分、今日は立春、暦の上では春になりました。
浦佐では毘沙門さまの普光寺さまで毎年豆まきが行われるので、千手院では個別には節分行事は行っておりません。午後になると普光寺さまから豆を撒きに来てくださるのが通例となっています。
もちろん、ご祈祷は上げております。
太陰太陽暦では節分が大晦日、立春がお正月となっているため、星祭り祈祷を上げ、あらためて新年のお祈りを捧げています。
ちょうど昨日まで松本市へお葬式に出掛けており、何とか立春のご祈祷には間に合いました。
松本市はとても良い天気で、アルプスがとてもキレイでした。
火葬場で故人とのお別れの際、喪主の方から「ありがとう」という言葉が聞こえました。最後にそんな言葉をかけてもらって旅立てた故人はさぞ幸せであったろうと感じました。
「生老病死」は仏教の根本の教え、出会ったものはいつかは別れなければいけないときが来る。
それをどう乗り越えていくか?私たちお坊さんが少しでもお役にたてるようこれからもがんばりたいと思います。