十二様


最近、ほとんど雪も消え、もうそろそろ囲いもとってしまおうかなぁ~・・・などと思っていたら本格的な冬景色に戻ってしまいました。

今朝は毎年恒例の十二様のお祭りの日です。
十二講、十二山大権現ともいいますが、山神様をまつり、山の安全を祈ります。

この十二様の行事は、最近はあまり見られなくなりましたが、それでも全国各地で残っている所もあるようです。

お勤めの後、手作りの弓矢で鳥追いの神事が行われ「てっきょうぐり山ー、ぐり山ー、山のカラスの目に当たれ!スットントンノトン!!!」と言って、一人ずつ山へ向かって弓を放ちます。

昔の山は大切な資源でした。ボイ切りをしたり、山菜を採ったり、毎日の生活になくてはならない貴重なものでした。そこに神仏を見いだし、手を合わせ感謝をした・・・。

養蚕で生計をたてれば、養蚕様を祀り感謝をした。今でも高野山などに行くとシロアリ駆除をしている社長さんがシロアリの供養塔を建てている。やっぱり日本の文化って素晴らしいなぁ~、と思います。

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