梅雨空

もう7月・・・、今年も気がついたらこの季節。
お寺は年中行事がいろいろありますが、この夏の季節、お盆シーズンはまた特別です。

千手院では、7月に東京など関東方面のお檀家さんのお宅へ、お盆のお参りに伺っています。こちらの出身で、お墓は浦佐にあるけれど関東方面に住んでいらっしゃる方は結構いるんですよ。

話は変わりますが、今日は2日。昨日は1日・・・「ついたち」と呼びますよね。
この「ついたち」の日(旧暦で)は新月の日だってご存じでした?「月立ち」が「ついたち」となったいう説が一般的ですが、この月の満ち欠けを基準にした太陰太陽暦(旧暦)が明治の最初まで使われていました。

ちなみに月の終わりのことを「晦日」(かいじつ)、「つごもり」といいます。
お寺に残っている過去帳は皆、この書き方で残っているんですよ。

現在は太陽暦でカレンダーを見ているので、気づきにくいですが、明治最初までの長い歴史の間、日本人が見てきた、感じてきた自然観はとても奥が深くおもしろいですよ。

「お月さま」「お日さま」・・・、みんな「さま」をつけて呼ぶんですね~。

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