またまた蒲原へ
昨晩は某町内の婦人会にお声かけをいただき、紙芝居と法話を行ってきました。
紙芝居は「おぼん」のお話し。楽しかったです。
今日は千手院を会場に、浦佐城・薬師さまの会と浦佐城跡・毘沙門堂ガイドボランティア養成講座が開かれましたが、私は残念ながら欠席させていただきました。
今日は、またまた蒲原の旧上川村、高徳寺(こうとくじ)さまに行ってきました。
実は、8月23、24日の1泊2日で青少年研修会が開かれる会場となっていて、今日はその打合せ会議がありました。
浦佐からだと約160㎞、今日は雨も凄かったので結構時間がかかりました。行き帰りもあちこちで事故があり、運転も緊張でしたぁ。
高徳寺さまも魚沼同様、雪深い地域ですので、お寺の造りも実にシンプルです。しかし、自然環境は抜群です。昨年は中越沖地震で研修会が中止となりましたが、今年はなんとか開催できるよう願っています。
座禅やお経の練習、食事の作法、またキャンプファイヤーなど、普段、学校などでは学べないことを経験します。
昨晩の紙芝居、法話の後に、ある方から質問を受けました。「青少年の事件などがもの凄く多いが、宗派として何か対処などは打ち出しているのですか?」
大々的ではないにしても、宗派としては毎年、青少年研修会を実地している程度です・・・とお答えしました。確かにもっとマスコミなども活用して、PRは必要かもしれません。
ただ、私が考えるに、今の青少年問題、また若い方達の自殺問題など、実は普段の生活の中にある年中行事、年始やお彼岸やお盆、節句や地域のお祭りなど・・・、これらをしっかりと行い、その意味と成り立ちを学び、自然観、季節感を養うことでほとんどの問題は解決できるのではないかと思います。
特別なことをする必要はなく、実は大切なものは以外と身近に、足元にあるのだと考えます。
「遊び心をもって、風情を味わい、季節感を養う」ことができる人間は、どこかで挫折をしても必ず再出発できると老僧から教わりましたし、私もそう思います。
あれ~っ、なんか書き始めたらまとまらない方向へ行ってしまいました。
ようするに、お寺での青少年研修会。
こんな時間は、実はとっても貴重な経験だということを言いたかったのです。たくさんの子供達が集まってくれるといいなぁ~。
Unknown
お坊様のコメントに、ジーンときました。ここ何年か若い人の事件、ほんとうに多いですよね…。季節を楽しむ年中行事など、人と人との関わりが大切ですね。これからだと、七夕も、いいですね~
近所のスーパーに大きな竹がおかれ、短冊がつるしてあります。可愛らしいお願い事、切なる願い、沢山ありました。私も、近々書いてつるしてきます(^O^)お坊様は、娘さんと七夕飾りやったりしますか?
今日は一年の真ん中だそうです。あっという間の半年でした。あと半分は、災害なく、穏やかな日々をみんなが過ごせますように。
Unknown
千手院様、この間は紙芝居と法話のお話大変有難う御座いました。丁度お盆前でもあったり私達には教えていただく事ばかりでした。婦人会の役員の方皆さんが感謝を申しておりました。
毎年このような事が出来ることを願います。
どうぞお身体に気をつけて精進を積み重ねて下さい。
まずはお礼まで。本当に有難う御座いました。
田町婦人会役員一同。
まさやんさん
七夕・・・娘とやる予定でいますよー。
ちょうど、お寺の裏庭には細いですが、竹が生えています。ちょいと切らせてもらい、ささやかでも「願い事」をつるしたいと思ってます。
日本では彦星が織姫を訪ねて行きますが、実は中国では織姫が彦星を訪ねていくそうです。
また、「七」という数字・・・、仏教でも神聖視されている数字です。
いわれなど、私の教えられた中でご紹介できたら・・と、ひそかに考えています。
さっちさん
こちらこそ有難うございました。
私が予想していた以上に大勢の方々がいらっしゃったので、ビックリさとうれしさとごちゃ混ぜになってしまいました。
肩に力を入れず、仏教の持つ楽しさ、遊び心を味わっていただけたのなら本当にうれしく思います。
長続きの秘訣はやっぱり「楽しい、おもしろい」事だと思います。
私も、いろんな方達と仏教やお寺、年中行事を通して交流できることがとっても楽しみです。
袈裟をつけていても、いなくても、今後もよろしくお願い致します。