仏器磨き
今日は1日、仏器磨き。。。
仏器(ぶっき)って???と聞かれることがありますが、仏さまをお祀りするために使われる道具を総称して仏器といいます。お線香立てや香炉、ローソク立てなどのことです。
お寺ですので、この仏器の数も相当数になります。
毎年お盆前にこの仏器を磨くのですが、今は良い薬もあり何人か揃えば1日で何とかなります。
画像の香炉はこれでも江戸時代のもので、毎年磨き続けているので光り方が落ちません。歴史をきざむ擦り傷などはありますが、味があります。昔の職人さんは本当にいいお仕事をしてきたのだなぁ~と感心させられます。
銀食器のナイフやフォークなどが、長年使えば使うほど味がでるのと似ていますね。
今は安いものもたくさん出回っていますが、千手院はあくまで「本物志向」でいきたいと思います!!!