毘沙門様の石垣・・・
最近、ある方のブログで毘沙門様の石垣に少しへこんでいて、石工の文字が彫られている箇所があることを知りました。
昨晩のご詠歌でその話しをしたところ、平均年齢7?才の方達の中でも誰も知りませんでした。つい最近お話しを聞いた方が1人だけいました。
私が知る限り、毘沙門様のような石垣はあまりないんじゃないかな・・・と思っています。
雪の降らない地域では、浦佐の毘沙門様クラスの寺院建築は結構あると思いますが、このような石垣はあまり目にしません。
画像もよく読めない箇所もありますが、右上には「石工」次の行には「信州?」「河」の字も分かります。しかも毘沙門堂の真っ正面に彫られていることからも、あくまで推測ですが、この立派な石垣を作られた方のものではないでしょうか?
私もその方のブログを見て初めて知りましたが、きっと浦佐の住人のほとんどの方は、ここにこんな彫り物があるなどとは知らないのではないかと思います。
調査が進むことを心から願います。
な~んて偉そうな事を言っていますが、千手院が管理させていただいている毘沙門堂境内の中で一番古い建築物、「古山門」にも新たな寄進説がでていて、調べるところは屋根裏しか残っていないのですが、まだ調べていません。
しかし、調べられるところまではやってみたいと思っています。
ここ最近、大河ドラマ「天地人」のからみもあるのでしょうが、毘沙門様周辺の歴史の調査、確認作業が賑やかです。
とても大切なことだと思います。そしてこれが次への原動力になることを願って・・・。