山と人。浦佐城・薬師様整備
千手院裏山の浦佐城址、薬師様にはお寺所有の杉林があります。
今日から南魚沼森林組合の方達から山に入ってもらい、下草刈り、杉の間伐作業に入ってもらいました。
秋晴れのとてもさわやかなお天気。
さすがプロ・・・。かなりの広さがある杉林、しかも相当手入れのされていないところを5人で、たった1日で下草刈りを全部終了してしまいました。私も素人なりに草刈り機を扱いますが、あまりの手際の良さに「さすが」としか言葉がありませんでした。
おかげで今日は3回も山を行ったり来たりでした~。いい運動です。
浦佐へ帰ってきた平成7年からずーっと感じていた山(薬師様)の整備事業。大河ドラマの関係でたくさんの援助があったのもひとつのきっかけとなりました。
私の今年の指針は「奉仕と投資」でした。
不思議なことに自然とそうならざるをえないような状況が次から次へと生まれ、今へと繋がっています。今年もあとわずか・・・ラストスパートだと思っています。
ですので、この度の整備経費はすべて自腹でーす。
こんなことは自分でいう事ではないとは思いますが、お寺の経費を使っていると誤解をされたくないのです。あくまで、私の薬師様への信心の形です。今年の指針ですからね。
最近、花粉症などで杉の木は嫌われています。けど、私は人の手が入った杉林はとても素敵だと思っています。使い道がなくても、雑木林でも、松林でも、何の木でも林でも、人と関わっている木々はとても美しく見えて、すごくいいなぁ~といつも感じます。なんか癒されるんですね~。
山もキチンと手が入ると、保水や土壌の改良など、エコにも繋がります。
浦佐城址、薬師様の山もそうあって欲しい・・・、今がその大きなタイミングのひとつだと思います。
山に入って、少しずつ整備を進めたり、林がキレイになっていくのを見るととても楽しいです。思いを同じにする仲間がこれからもどんどん増えてくれる事を期待しています。