般若の梵風???

落ち着いたお天気が続いています。
今朝、茶前に浦佐城跡に登って来ました。ちょうど三の丸あたりではチゴユリの群生が満開になっていました。

「稚児」のように可憐で小さい花をつけることから名前がついたとのことですが、確かにその通り、気をつけてみないと草だと思って踏んでしまいそうなくらいです。すごく可愛いです。

浦佐城跡・薬師さま・・・里山の多様性を目の当たりにし、里山保全にはまってしまいそうな感じです。南魚沼市の花、カタクリの群生が広がっている箇所もありますが、何十年も間伐を行っていなかったため、早急に対処したいところもあります。

南魚沼のカタクリの名所は4ヶ所とされていますが、浦佐も西山33番観音巡りコースの中や、まだ隠れていますが浦佐城跡にもあります。

しっかりと保全をしないと「もったいない」と思います。

話しは変わり、昨日は八十八夜、毎年5月2日に行っていた毘沙門堂の大般若会(だいはんにゃえ)が、5月3日に変更されて行われ、今日は住職と2人で出仕してきました。

新潟市での『響愛』をご覧になった方はお分かりかと思いますが、「だ~いハンニャハラミタキョウ・・・・ブジョウヤ~ク」と大声で叫びながら、アコーディオンのように経本をパラパラさせる・・・そう、アレです。

パラパラさせた時におこる風を「般若の梵風(ぼんぷう)」といい、この風にあたると御利益があると信じられてきました。

年配者のお坊さんが多く、人数も少ないので、響愛のような迫力はありませんが、内容はまったく同じものです。

天地人、そして高速道路料金の影響もあり、ここ数年、見たこともないくらいに境内が賑わっていました。夕方になっても人の足が途絶えることなく、こんな風景がずっと続いてくれたらいいなぁ~!!!浦佐が、みんなが元気になります。

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