離れ地鎮祭!明日から土用。。。
今朝、境内本堂裏の離れの地鎮祭を厳修しました。
朝からあいにくの雨模様でしたが、読経後には関係者から鍬入れをしていただき、良いスタートがきれました。最後まで安全に工事が進みますように。
明日、19日からは土用に入ります。
土用という期間は動土が忌み嫌われていますが、一体何故でしょう?
実はこの土用という期間は年に4回あります。この時期は季節の変わり目で特に風向きが安定しません。ですから土を掘り起こすと様々な菌類がよく風に流されず、とどまってしまいやすいため、人体にも良い影響は与えないとされてきたからです。昔は全部手作業だったわけですから・・・。
そういった事が分かると、ただ単に「土用だから土を動かしてはいけない」ということではないと分かります。
現代は重機の恩恵にあずかっていますから、昔ほどに土用にこだわる必要もないかと思います。もちろん、重機を動かすのも人間ですから土用の期間はやはり気をつけておくべきだと思いますが・・・。
そして今日は「甲子(きのえね)」の日でありました。
十干十二支(干支)の十干のスタートは「甲」、十二支のスタートは「子」。物事のスタートには最適と伝えられている日です。その二つが同時に揃うのは1年に6回しかありません。
高校野球で有名な「甲子園」の命名もここが由来になっています。
良い日とか悪い日とか、あまりにこだわりすぎるのもバランスを崩す一因かと思いますが、ちょうど偶然にもこの甲子の日にぶつかりました。これもご縁、雨もご縁、すべてのご縁に感謝して最後までしっかりと成就しますように!