台風が去り・・・

昨日から今日の台風はどうなることか、心配をしていましたが、浦佐はおかげさまで大したことはありませんでした。

早朝は風があり、窓ガラスも音を立てて揺れていたので、台風が一番近づくお昼前後はどうなることかと心配しましたが、雨風ともに普段の荒れたお天気とさほど変わりありませんでした。

魚沼は比較的台風被害の少ない地域だと思いますが、これも魚沼盆地を囲む山々の影響なのでしょうかねぇ。。。

ニュースを見る限り、海側の地域では被害があるようですね。近畿などはもっとひどい。

しかし、台風をみていていつも感じるのは、台風は左回りですよね。低気圧も同じ。高気圧は大気が右回り・・・。

私たちの宗派では左回りを逆回り、右回りを順回りとしています。
皆さんもご覧になったことがあるかもしれませんが、お葬式やご祈祷など、どんな仏事にも「洒水加持」(しゃすいかじ)と云って、仏器に入ったお水を散杖(さんじょう)という棒で回して清め、その杖を振って道場などを清める所作があります。ランバン加持とも云います。

その際、最初に「ラン」と唱えながら左回しを行い、次に「バン」と唱えながら右回しを行います。「ラン」は梵字ですが「火」を「バン」は「水」を意味します。

左回しでまず汚れを焼き尽くし、右回しで清めて聖水とし、それをそそぐ所作ですが、台風や低気圧は強い風や雨であらゆるものを吹き飛ばしたり、壊したりします。高気圧はさわやかで明るく、晴天を作り出します。

真言宗豊山派のこの所作と気圧の関係・・・、私の独断と偏見ですが、妙に因果関係がずっと前から気になっています。

お葬式の出棺時、昔はお棺を左回しに回したり、着る物なども逆につけたりする風習も「逆」という概念からでてきます。「逆」イコール「戻る」「壊す」という意味にとっても良いかも知れません。

おっと、話しがそれてしまいました。
ようは、物事を成そうとする時には先ず壊さないといけないということが大切だと思います。ハード面もソフト面も同じ。創造的な破壊・・・破壊というと荒っぽいですが、仏事のちょっとした作法の中にも実はそういう教えが隠されていると思っています。

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