ハッチョウガミ。
千手院のハッチョウガミです。
ハッチョウガミ???、お正月の注連縄に飾る縁起物で、よくホームセンターなどにいくとキレイにかたどられた切り紙が売っていますよね。あれと同じように考えてもらうと良いと思います。ホームセンターではハッチョウガミなどと書かれてはいませんが・・・。
千手院のハッチョウガミは型があるのですが、ハッキリとした歴史は分かりませんが、今の形は先代の老僧のころにできたものと思われます。何の疑いもなくズーッとこの型を守って、紙を切ってきました。
左の方には扇に「目出」とあり、右側には「鯛」が切られ、紙の端を持ってあげると「メデタイ」となります。それを注連縄にはさんで飾るわけです。
画像は大きいタイプの紙で、小さいサイズのものは「オトシダマ」がかたどられています。
これもお正月準備のひとつです。毎年のことですが、全部手作業で何百枚も切るので結構手間がかかるものです。いい年になるよう、心を込めて小刀を入れます。。。