大崎・五箇年始。
今日は昨日UPした礼の間で、大崎地区と五箇地区のお年始がありました。
外は「ぼったん、ぼったん」と音が聞こえそうな大粒の雪が降っていました。少し暖かくなって雪も水分が多くなったようです。
大崎地区や五箇地区は今では車で5分~10分程度の行程ですが、昔は皆さん雪の中を歩いてお年始に来て下さいました。(私はその頃、生まれていませんが・・・)
ですからお寺でお経を上げた後は、お昼を召し上がっていただいた風習が今に残り、大崎、五箇年始ではお膳にのせた「おとき」料理を出しています。
逆に、明日からは寺年始が始まります。
同じように五箇地区に寺年始に行くには、昔は歩いて行きました。ですからその際には、お返しのお接待をしていただいています。
「お互いさま」の精神ですね。
「時代が変わったんだから、今の時代に合わせれば。」と言われそうですが、確かにそう思う反面、無くしたくない風習でもあります。何かすごく大切な事のような気がするのです。。。