越後のトラ???

浦佐毘沙門堂の参道とは少し離れたところに、本町商店街から千手院へ上がっていく狭い路地があります。左には丈七商店さん・・・お寺の前も河川改修などで昔の面影がなくなった箇所がたくさんありますが、この路地は私が子供の頃から変わりありません。郵便局や駅にいくに近道なんです。

昔は路地を上がるとすぐ墓地に続いていて、薄暗く、そろばんなどの習い事の帰りにはフクロウのような鳥の鳴き声に、耳をふさぎながら走って帰った思い出があります。ここも時代の流れでいつかは変わってしまうかもしれません。

さて、今年は寅年ですね。

実は寅年というのは毘沙門天とゆかりの深い年なんです。奈良県の朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)というお寺に、寅の年の寅の月の寅の日の寅の刻に初めて毘沙門天が降り立ったという説話があるんです。

そのお寺はすぐ山を越えると大阪になって、奈良でも西に位置します。私も何回もお参りしたことがありますが、門をくぐると寅の置物がたくさんあるのにびっくりします。境内には千手院という宿坊もあるんですよ。。。

毘沙門天と寅が深い関係があることは知っていましたが、2,3日前にふと思いました。毘沙門天を信仰していた上杉謙信はよく「越後のトラ」と呼ばれますよね。このトラは寅からとっているのでしょうか?

すいません・・・プロであるはずの私がこんなことを言ってはいけないのでしょうが、つい気になって・・・調べてみたいと思います。。。

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