雪解け水
千手院と浦佐毘沙門堂の間を流れる祓川・・・浦佐の西山から流れ出る雪解け水でとても勢いがあります。
私が子供のころは、画像のような三面コンクリート張りの川ではなく、少し降りれば河原で、水生植物が茂る豊か川でした。しかし大雨などになると、よく川があふれたりもしていました。そして観音様が建っていらっしゃるところ(川の左側には昔の保育所がありました。今では墓地ですが・・・。
保育所に通っていた頃は、なんせ目の前がお寺(自宅)なものですから、ばぁちゃんが畑仕事などをしているのがよく見えて、保育所を抜け出しては連れ戻されていたそうです。
祓川では水遊びをしたり、沢ガニを捕まえたり、蛍を探して夜になるとウロウロしたり、やっぱりこの三面コンクリート張りの川では寂しい気がします。しかし、少し上流には昔に近い状態で沢が流れています。そここそは何とか残して、蛍が飛んだりできる多様性のある川であって欲しいと願います。
里山が手入れをされ、水を蓄え、作り、いろいろな養分を含んだ水が魚沼のコシヒカリを育てたり、魚の豊かな川を形成していきます。昨年、緑の百年物語の講演会を聞いたときに新潟大学の教授さんがお話していたのが印象的でした。
この水は私たちの大切な宝物です!