ホタル保護指導員講習会
昨日から1泊で新潟県ホタルの会が主催する『第17回ホタル保護指導員講習会』に参加してきました。会場は上越市大島区でした。
前から行きたいと思っていたのですが、年1回なのでなかなか予定が合わずにいたのですが、今回念願かなって行ってきました。
浦佐地区でもホタルがたくさん飛んでいる箇所がありますが、毘沙門堂や千手院の周辺では河川改修の影響が大きく、私が子供のころと比べて随分ホタルが少なくなりました。それが妙に寂しくて、何とかできないものかと思っていました。
前ほどでもなくても、ある程度再生させたいと思い、そのためには先ずきちんとホタルのことを知らなくてはいけない訳で、調べたらなんと新潟県にそれにぴったりの組織があるではありませんか!!!このような活動を継続しているのは全国でも新潟県だけらしいですよ。朝日酒造さんが中心になって頑張っているようです。
受講してみて実に体系的、論理的で現場の実習もあり、最近の事例に沿ってお話下さったり、なんと言っても日本のホタル研究の第一人者である大場先生のお話を聞けたり、大変勉強になりました。
そしてホタルを通じていかに周囲の生物の多様性が重要か、地域のコミュニティーが大切なのかをあらためて感じました。
浦佐へ帰ってくるとものすごい大雨・・・、雨が止んだので外へ出てみるとほんの数匹ですが中庭にホタルの姿が見えました。昨年までは1匹見られるかどうかだったのに・・・。うれしかったです。
何もホタルを乱舞させるつもりは全くありません。毘沙門堂界隈にはそのキャパ(環境)に見合ったホタルの数があるはずですから、これから時間をかけてじっくりと取り組んでいきたいと思います。
ただ、お寺の仕事に宗派の仕事、浦佐城跡の整備など、少し事を抱えすぎの感はありますが、中途半端にならないように気をつけます。