間もなく本番!裸押し合い大祭!!!

いよいよ3月に入り、魚沼に春を告げる奇祭、3月3日(さんげつみっか)の裸押し合い大祭直前になりました。
今日も朝から青年団が準備に奔走しています。

このお祭りは本当に一瞬にして燃え尽きるような、「決まりの良い」のお祭りだと思います。
2日の前夜祭から3日の深夜にかけて、激しく、熱く、アッという間に終わってしまうと、4日からは妙に静まりかえります。それがこのお祭りの良さでもあると私は感じています。

そんなお祭りの準備の中ではありましたが、今日は市の自殺予防に関する情報交換会がありました。
今回は虹の会という自死遺族グループの方から直接にお話を伺う機会となりました。

当人にしか分からない痛みを聞きながら、今後宗教者が力になれるのか、少しでも役に立てるのか、思いを新たにした次第でした。

私が常に考えているのは、どんな遺族であろうと出来る限り対等に対応することと、その人の状況によってどんな態度、対応、言葉が必要になるのかという仏教の「対機説法」です。

ハッキリ物を言って上げた方が良い人、黙って話を聞いた方が良い人、慰めの言葉を求めている人、いろんな要素をバランス良く取り入れてお話をする、語り合う機会を作ることが大切だと思っています。

もちろんそれは大変難しいことだとは思いますが、チャレンジしなければ一歩も前に進みません。

今日は同じ宗教者から「私たちは自殺予防はできないが、葬儀などを通じて残された遺族へは踏み込んでいける」とお話がありました。
私はお坊さんは予防にも十分関わっていけると思っています。仏教の教えのひとつは生老病死という苦しみから抜け出すことであり、それに対する方法もお釈迦様はシンプルにお話しているのですから・・・。今後私なりに頑張っていきたいと思います。

今日お話下さった方はライフリンクというNPO法人でもお話をされていました。参考までに。

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