しかし凄い雪だ・・・
魚沼では「彼岸ののり雪」と言って、お彼岸までは湿った雪が降る可能性があるから、雪囲いなどは外さない方が良いと云われています。
しかし、今年は特別です。湿った雪どころではなく、真冬のような細かい雪がお彼岸後も降り続いています。
庫裡の2Fからみた墓地もご覧のようです・・・。4月に入ってからの天候にもよりますが、稲作など農業への影響も心配されるようになってきました。
今日はお葬式がありました。
この雪でしたので、喪主をはじめ関係者は大変だったと思いますが、気持ちのこもった葬儀に心が暖まりました。
お葬式が出せることはとても有り難いことだと思います。
地震の被災地ではお葬式をしたくてもできない現状です。こんな状況を見ても葬式不要論を唱える人は「葬式は必要ない」と言えるでしょうか。お布施だとか、お金の問題ではないのです。
同じ宗派の寺院もたくさん被災しています。
知り合いの情報では本堂が遺体安置所になっているそうです。坊さんとしてできることの一つが、読経をして上げること、供養をして上げること、祈ることしかできないと嘆いていました。
もちろん、それだけではなく実際のボランティアも始まっています。皆が思っていることですが、自分たちの立場でできることを地道にやっていくしかありません。