薬師様山頂祭2011
朝は大気が不安定で時折小雨が降ったり、お天気が心配されましたが、山頂へ着く頃にはお天気も落ち着き、暑くもなくちょうど良い加減に恵まれました。
信者さんに担ぎ上げられた薬師如来様!
お経を上げたあとには御神酒が振る舞われます。浦佐城主を務めた武将、大関氏の子孫の方も昨年に続き東京から来て下さいました。お花を手向けてくれました。
上から目線ですいません。
今年は日曜日、先日のFM雪国の放送効果もあり、お天気にも恵まれ、約100人の方々がお参りに上ってきてくれました。近年にない賑わいでした。おかげで私は御神酒くばりなどをしていたら、すっかり写真を撮るのを忘れていました。
登りの途中にはまだ雪が残っていて、春の花が順番を待てずに一斉に咲き始めていました。
登り口途中には椿と桜。
実城直下にはカタクリの群生。
オオイワカガミも蕾を膨らませ、どんどんと伸びてきています。
御神酒をいただきながら、ホラ貝や鐘を鳴らしている間に皆さん山菜を採ってきました。
コシアブラ。
木の芽。(魚沼ではアケビのツルのことを言います)
アンニンゴ(ウワミズザクラ)にネマガリタケ。
雪の影響か、今年は花も山菜も一斉にスタートしたような気がします。ただ雪が多い分、山ウドはいつもより少なかったようです。
信者さんが手作りのお豆腐を担ぎ上げてくれました。本当においしかったです。
鳥たちの声もいつもより元気が良かったようです。
カメラを持ってたくさん写真を撮ってくれた方もありました。
昨年、浦佐城跡を年に100回以上上ってくれたという方もいました。
足を伸ばして、昨年開通した薬師様尾根ルートまでいった方もいました。
毎年ご夫婦で上ってくれていた老夫婦、ご主人が昨年旅立ってしまいましたが、奥さんお一人でも来て下さいました。
昔から、こうやってたくさんの人たちに愛され、語り継がれ、守られてきた薬師様です。
いいお山です。これからも楽しんで、大切にしていきたいと思います。