大雨被害・・・
やはり今年は「平年並み」などなかった・・・。
今朝9時ころの魚野川・・・橋の向こうが浦佐駅です。ものすごい状態になりました。川沿いの地区では床上、床下浸水の被害が多数でているようです。
お寺の方はというと・・・
千手院脇を流れる祓川。
昨晩の猛烈な雨で昨夜10時くらいには、あと30cmほどで川から水が溢れるほどの水量になっていました。私も初めて見る水量で鳥肌が立ちました。家族を川から一番離れたところに移動して一夜を過ごしました。
上の画像の30mほど奥の地点。左奥には千手院の永代供養墓「白秋苑」があります。
昨夜はこの正面通路ぎりぎりまで増水し、白秋苑の付近で流れた立木が引っかかり、水の流れが変わって墓地にまで勢いよく水が流れ込みました。その水は境内中庭の池に入り込み、溢れた水は床下に入ってしまいました。
ただ、夜12時くらいには引っかかっていた立木が流れて、雨も小ぶりになったおかげで水が引き始めました。墓地にも大きな被害なく済みました。真っ暗の中、あまりの急激な増水の振動が、立っているとビシビシと体に伝わり、土石流警戒区域の沢でもあるため、沢奥から聞こえる水の轟音に身震いするかのようでした。
あらためて畏敬の念が強くなります。
祓川上流部のホタル生息地もご覧のよう・・・山から土砂は崩れ、本当にひどい状態です。
ホタル生息地脇の三十三番観音巡りの道も土砂崩れがひどく、まったく道がなくなっています。すさまじい状態です。
午後になって空も少し明るくなり、天気も落ち着いてきたかなと思いきや・・・山が崩れたとの情報が入り現場に行ってみるとご覧のよう・・・浦佐城跡の登り口脇にある千手院の山が滑り落ち、工務店の作業小屋に直撃してしまいました。
倒木が道路を遮ってしまい、即、通行止めになってしまいました。
まだ時折土砂が崩れたりしている状態ですので油断できません。
新潟、福島県内、深刻な被害がでています。