自然界への儀式

ここのところ朝晩は寒いようなお天気です。今日の日中は少し暑くなりましたが、これだけ急激な気温差があると身体もおかしくなりそうですね。

今日の午前中は地鎮祭を執り行い、午後からはたまっていた事務仕事を行いました。

地鎮祭・・・最近では行う方も少なくなりました。寂しいですが、それだけ自然界(仏様)への畏敬の念が薄れているのだと感じています。
土地に住まわせていただいている・・・そんな感覚を持つ人はほとんどいないかもしれませんね。ここは俺が買ったのだから俺のものだ・・・と。地鎮祭など面倒くさいし、して何になるんだ?そんな費用があったら他にしたいことがたくさんある・・・という人も多いと思います。たしかにそうなのですが、何か違うような気がします。

自然界(仏様)は恩恵も与えてくれるが、恐ろしい存在でもある。震災を経験して体感している人も多いはずですが、そんな心を持っている人は自然と住む土地への畏敬の念が行動に現れるよ・・・と老僧から教わりました。

そして心配事相談をしていて感じることのひとつに、自然への畏敬の念をしっかりと持っている人はとても季節感が豊かです。何気なく交わす言葉の中に季節感を感じさせるものがたくさんある。そして年中行事を大切にしている。

そのような方は風流心があって、一時期悩むことがあってもほとんど解決していきます。
どんなに仕事が忙しくても、悩んだとしても、風情をたしなむ心を忘れたくないものですね。

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