確かに・・・

『いいお坊さん、ひどいお坊さん』、先日、会議で東京に行った帰りに本屋さんで目に止まりました。

ここ数年、お寺、私が思うにはお寺というよりもお坊さんに厳しい視線が注がれています。
確かに素晴らしいお坊さんもいるのだが、ひどいお坊さんもいる。前はごく一部だったように思うが、最近は「一部」とはいえないようにも思う。

この本を読んでもそう思う。
田舎の魚沼でも各方面からお叱りを受けることがある。もう東京だけの話ではない。

もし私がお坊さんでなく、普通のサラリーマンだったら・・・と考えると、「このお坊さんのお寺に檀家として入りたい。」というお寺はあるにはあるが、あまり見当たらない。さらに、そのお坊さんがいるうちは良いが、次の代はどうなるか分からない・・・ということになれば、やはり公共の霊園を選択するような気がする。

みんながみんな良いというお寺はないと思うし、それは危険なことでもあると思うが、そうあろうとする事はとても大切で、千手院はそういうお寺、また私もそんなお坊さんを目指したいと思う。

そのためには今も活動している心配事、悩み相談を継続することが何より肝心だと思っている。
思い起こせば、先代だけでも約50年間、老僧は年間に約250~300件近い相談を受けてきた。若い頃にはそれ以上であったとも聞いている。単純計算で1万5千人もの方々の悩みを聞いて相談にのってきた。あらためて凄い人だったと頭が下がる。
また、私もその姿を見てこなければたぶんお寺を継いでいなかっただろう。

この本にも書いてあった。「僧侶に求められているのは、妻帯禁止でも肉食NGでもない、一滴も飲酒するなということでもない。適度に節度ある暮らしぶりと、わたしたちの悩み苦しみに耳を傾けてくださることなのだ。」と。全く同感だ。

千手院の心配事相談を継承して今年で13年が経った。先代にははるか及ばないが、いつかは追いつけるよう心したい。

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