天気予報通り

天気予報通りにまたまた雪が積もりました~。
わずか2日間で約80センチくらい積もったでしょうか・・・キレイに除雪したところに、私の腿くらいまで新雪が積もりました。

本堂前もご覧の通り、境内の桜も重い雪に耐えています。できるだけ物干し竿などで雪を落としてあげるのですが、老木になると雪の重みに耐えられず折れてしまう枝もたくさんあります。

雪国のお寺はご覧の通り、屋根の雪も自動落下するようになっています。昔の茅葺き、瓦屋根などの時は何度も雪下ろしをしたのでしょうが、文化財クラスのお寺を除き、魚沼のお寺の屋根は自動落下式にほとんどなっていると思います。ですから、雪深い地方のお寺は雪の重みに耐えられるように、だいたい柱が太くて屋根が軽くできており、また同じ新潟でも雪のほとんど積もらない海岸部のお寺は、雪よりも風対策が主となり、柱はたいして太くないが、屋根は瓦をしっかりのせて重くしている・・・そんな違いもあります。
また、中越地震、中越沖地震を経験して、地震に対しては上部が重くなる瓦屋根は弱いと思いました。

屋根にこれだけの雪が積もりますと、いくら自動落下式といえど、屋根から雪が落ちるときはけっこうな震動が起きます。慣れてしまうとなんてことないのですが、屋根の雪が動き始めると、グッ、グッと屋根が音を立てはじめ、ドドーッッと雪が落下します。知らない人は「これは何???」と最初はビックリしてしまいます。

ただ、最近の建物は技術も進んでそんなことは一切ありませんが、築200年を超えた本堂、築40年の庫裡はそんな状況です。

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