雪霞
今朝は浦佐にも青空が広がった~!なんてお日様のすがすがしいことか。。。
深雪に覆われた浦佐城跡の山・・・まだお日様の光を浴びて霞がかっています。澄み切った空気が漂いました。
境内に立つ樹齢約200年のしだれ桜・・・雪の重みに一生懸命耐えています。日々、ポールが届くところまでは枝の雪を払ってあげるのですが、昨晩だけでもこれだけの雪が枝にくっつきます。ですから雪深い魚沼ではしだれ桜はあまり育たず、大変珍しいしだれ桜になりました。私の知る限りでは同じようなしだれ桜が南魚沼市内に1本だけあります。長い間、愛情を注がれてきた千手院の大切な桜の木です。その分、春の満開の光景が何倍にもうれしくなります。
こちらもそう、毘沙門堂にそびえる樹齢400年とも500年ともいわれるケヤキ達・・・、お日様の光を浴び、なんてキレイでしょう。
雪が深く、時間が止まっているような空気の中、「キレイだ」としか言葉が思いつきません。こんな姿を見せてくれながら、幹と根っこは確実に春への準備を進めているのでしょう。見えないところでしっかりと準備をすることの大切さを教えてくれる冬景色です。。。