ささやかな幸せ・・・

千手院、段野の墓地・・・お彼岸前だというのにまだお墓がすっぽり雪に覆われています。

14年前・・・老僧が亡くなった3月8日前後は雪もほとんどなく、境内の桜が満開に近かったことを思い出すと、昨年、今年はやはり大雪という年でした。

今日は東日本大震災から1年ですね。
あちこちで様々な慰霊や追悼があり、ニュースでも流れているようです。私は昨日までの葬儀にひと区切りがつき、今日はご法事でした。
今朝テレビをつけるとNHKで「花は咲く」という復興へのテーマ曲が流れていました。有名歌手が心を込めて歌っていました。

あらためて犠牲になられた方のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
そして被災されたすべての人、関係者には、どうしてでも花を咲かせて欲しいと願っています。

ひと言いいたいのです。
花を咲かせるには、しっかりした根っこがなければ咲きません。あらゆる犠牲のもとに「今」があります。その「命」を活かさないといけないと思います。

東北では、いや東北に限らず、全国どこでも昔の教訓が必ずあったはずです。
ここから下に家を建ててはいけない・・・津波が発生した時にはどうすればよいかの歌も残されています。津波、地震に限らず、先人達から「学ぶ」こと、それがただの言い伝えだとか、科学的根拠がないとか、利便性重視、という論理一辺倒で片付けられないことは意外と身の回りに存在していると思います。

おまえがそんな偉そうなことを言うな・・・とお叱りを受けそうですが、お許しください。私の思いの一辺であります。

汚ない撮り方で恐縮です。今年初物のフキノトウ味噌です。
本当にシンプル・・・フキノトウを生のまま刻み、自家製の味噌をあえただけです。。。

軽くお湯にとおしてから味噌にあえるのが、一般的かと思いますが、深い雪の下からでてくるフキノトウは、ほとんどアクがありません。

魚沼コシヒカリと、このフキノトウ味噌があれば、私は1ヶ月過ごせると思います。本当に幸せな、ささやかな時間です。そんな思いは自然と「いただきます」に変わります。最近は周囲から「これ食(く)う?」という表現をよく聞きます。感謝の心が感じられず、あまり好きな言葉ではありません。

きっと、東北でも痛感していると思います。
そんなささやかな幸せを根こそぎ奪い取られたのですから・・・。なくしてみて、分かったことがあまりにも大きすぎます。

けれど、前に進むしかありません。
諸行無常でしょうけれど、過去の犠牲、生命を無駄にせず、歴史、文化、言い伝えをバカにせず、より良き未来を目指しましょう。

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