春彼岸。

今日は春のお彼岸の入りでした。
千手院では、1年に1回はお檀家さんのお宅へお参りに伺うようにしていますが、春彼岸、お盆、秋彼岸の3回に分けて、事前に伺うお宅を決めさせてもらってお参りさせていただいております。ですから檀家さんも「ウチは春の彼岸」「ウチはお盆」というふうに、いつ住職が来るのかが分かっています。ただし、新盆の仏様があった際には必ずお盆もお参りします。

これは先代の亡き賢能和尚が決めました。

多くのお寺はお盆にお参りに伺うことが多いと思いますが、お盆のほんの2~3日のうちに全檀家さんをお参りしようと思うと、相当ハードです。早朝から夜遅くまでのお参り、行く方も来られる方も大変・・・、読経もスピードアップ、気がつくと雑になってしまう・・・そしてちょっとしたお茶飲み話などもできない・・・。それではいけない、という事で千手院では今のお参りに仕方になりました。

良い加減で丁寧に読経し、お茶のひとつもいただきながら、最近の様子を聞いたり、アドバイスしたり、亡き老僧は檀家さんとのコミュニケーションをとても重視していました。私も賛成しております。

ですから他のお寺でよくあるお彼岸の「中日法要」は不可能というデメリットもありますが・・・。
今日からお参りに伺い、予定では21日くらいに終わります。

さて、話は変わりますが、先日市報にあるチラシがはさんでありました。

「雪山ツアーへのお誘い」
スノーシューなどを履いて浦佐の西山の残雪を楽しみながら、周遊するツアーです。魚沼ではこの季節、特に朝晴れて放射冷却現象が起きると「しめ(み)わたり」といって、雪面が凍って固まり、かんじきなど何も履かなくても雪に埋まらず歩けるようになります。昼に気温が上がると雪が緩み、また埋まってしまいますが、それでもスノーシューなどを履いていれば、雪にほとんど埋まらずに歩くことができます。

今年はまだ2m近くの残雪があるのですから、山などをトレッキングすると夏場には見られない高さから自然を見ることができます。そして障害物もほとんど雪に埋まっているのですから、視界もよく、山の上などからは最高のパノラマが望めるし、今頃は春一番に咲くマルバマンサクが雪の上に咲いているかも知れません。

あぁ~っ行きたい~ってところですが、明日18日開催とのこと・・・お彼岸のお参りがあるので不参加です。。。まぁ、またチャンスがあるでしょう。一人で山に入るのも好きですが(危ないけど・・・)、いろいろな方達と一緒に残雪の上を歩くのもとても楽しいと思います。

明日の午前6時、白山神社前集合だそうです。興味ある方は是非参加してみてはいかがでしょうか。
ちょっとお天気が心配なところですが・・・。

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