花の季節。

今日は1日中、暖かな春の陽気に包まれました!

冬のため車庫に入れておいた植木鉢の八重桜も、他の桜を差し置いて開花しました。
この八重桜の親はもともと境内に立っていたのですが、台風で倒れてしまい、その後に芽吹いた苗木を植木鉢に移して育てています。いつか、どこかに植えたいと考えているのですが、現在思案中の桜です。

境内ではイワカガミが今にもはち切れんばかりに花開こうとしています。

イワカガミの脇に目をやると、なにやら白い、小さな花が咲いていました。近くで見るととても綺麗です。夏場には邪魔にされて雑草扱いされているのですが、春にはこんな花をつけるのですね~。見直しました!

境内の桜のつぼみはまだまだ固いですが、こうやって順番に花が咲いてくれると気持ちが和みます。

そんな春の陽気の中、今日はお葬式の助法(じょほう、お手伝いのこと)に行ってきました。
お隣の普光寺さまの檀家さん宅でしたが、行年103歳の御生涯でした。本当に明治、大正を生き抜いてきた方々は強いと思います。これも幼少期に身体も心も「基礎」が身についているからなのでしょうか。

小雪家の曾野綾子さんが著書『人間の基本』のなかで「教育は強制にはじまる」とし、「義務を果たしてこその自由」うんぬん・・・それが「乗り越える力」をつける教育だと言っています。明治、大正時代に幼少期を過ごされた方々と重なる点が多く、私も共感する点がたくさんあります。

さて、話は変わりご葬儀のあと浦佐城跡の様子を見に行ってきました。山頂の尾根道にもまだ1mほどの残雪でした。

しかし、写真のように地面がでたところから順番に・・・

ショウジョウバカマ。

ちょっとおかしな形ですが、マルバマンサク。そしてカタクリも一輪咲いていました。

雪国の春は、こうやって雪が溶けたところから、順番に花が咲き始めるので長い期間楽しめます。そして深い雪の下から咲く花たちはどれも色が濃く、つややかで透明感がある・・・と雪のないところから来る方達は言います。

城跡からの越後三山。良い季節を迎えました~。

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