強い根っこを!

九州の大雨は凄い被害が出ているようですね。去年の新潟福島豪雨を思い出してしまいます。亡くなられた方のご冥福と、これ以上被害が広がらないように、速やかに日常の生活に戻れるように心よりお祈り申し上げます。

しかし、何もかも極端に物事が動く時代を迎えているようです。
そんな時ほどしっかりと地に足をつけて、根を張って、ちょっと悪い木こりが来ても切り倒されないよう心身を強く保ちたいものです。

今日も1日お盆の棚経参り。先祖を思い、大勢の人達の「お陰様」を肌で感じ、確認し、感謝を捧げることは私に言わせればまさしく「根を張る」行為です。土に隠れてはいるが、確実にあるはずの根が張り、根の上に立つ幹が強くならなければ枝先の芽吹きはおきず、結果花も咲かず、実もつかない。実がつかなければ、次の命は生まれてこない。

私が坊さんだから思うことかも知れませんが、マスコミで騒がれている教育の問題やあらゆる問題の根底は「宗教の欠如」かも知れません。宗教の「宗」とは「おおもと」という意味です。「おおもと」がなければ、どんなに小手先の事をしても長くは続かないでしょう。そしてそれは私を含め、坊さんにも向けられている言葉だとも思います。本来あってはならない事なのですが・・・。

すいません、お叱りを受けそうです。なんか偉そうなことを書きますが、お盆のお参りをしていて率直に思うことなんです。。。

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