未来へ・・・
昨日、今日と真言宗豊山派・越後宗務支所主催の青少年研修会が燕市の本覚院さまを会場に開催されました。
本堂で読経にチャレンジしています。
子供達の吸収力はとても早く、数回、般若心経などをお唱えしただけで、家に帰って自分一人でお唱えできるくらいになってしまいます。
しかも、もちろん「正座」をしてです。椅子の生活に慣れた子供達には我慢も求められますが、これも大切な経験です。
他にも食事作法、座禅、太鼓の練習、お施餓鬼など、お寺でしか経験できないようなプログラムを中心に構成しています。それだけではなく、レクリエーションやおやつタイムなど、楽しい時間も交えながらの1泊2日体験となります。
夜にはキャンプファイヤーで楽しいひとときを過ごしますが、これもお寺ならではのキャンプファイヤーです。
私たちは「法(のり)の灯火」といっていますが、ご本尊様のローソクから灯をいただき、キャンプファイヤーに点火、楽しい時間を過ごして、必ずご本尊様にその灯火をお返しします。
灯があることの有り難さ、尊さを確認することを第一にしたプログラムです。
画像はちょうどその灯火をご本尊様にお返しする準備をしているところです。子供達一人一人が手に持って灯火をお返しします。
この灯火の灯りが子供達の心にともされ、今すぐでなくとも、いつの時にか、必ず役に立つ時があるはずだと信じて私たちは活動しています。若手の僧侶も年々増え、私もそろそろ一線から引き際を迎えていますが、後輩が育つことは大変有難く、うれしい事だと思っています。
今日が土曜日という事もあり、私は昨日1日のみの参加となりました。
今日は朝からご祈祷やご法事やらで、1日中アタフタしていました。魚沼も正午で34度を超える暑さ、あまりの暑さで多量の発汗、立ちくらみなど、初めて熱中症寸前までいってしまいました。健康な心身があってのお勤めです、気をつけないといけませんね。子供達は大丈夫だったかと心配です。
そして浦佐では第3回を迎える「生ビールと鮎祭り」が午後から夜にかけて、本町通りで開催されました。
私も夜には行ってみたいと思っていましたが、少し体調が乱れたので出かけませんでした・・・・が、出かけた家族から話を聞くと、昼間の暑さの分、夜には大勢の地元の人達で賑わっていたそうです。みんなで楽しく、夏を乗り切れるよう、主催をして下さった方々には頭が下がります。
天気予報では、しばらくお日様マークが続いています。
しっかりと、この暑さを乗り切りましょう!!!