仏器磨き。
今日は毎年恒例、お盆前の仏器磨きを行いました。
ローソク立てや華瓶、ご祈祷に使用する仏具類など、まとめて「仏器」と言っています。
お寺ですので全部集めると相当な数になり、今は磨きの良い薬剤があるので大人3人で1日で終わりますが、私が小学生の頃は大人2人が丸2日かかって作業を行っていました。
他にも数ある香炉の灰をこしてお線香の残りかすなどを除去したり、ローソクのたれた箇所をキレイにしたりしてお盆に備えます。
毎年、汗をかきかきしながら行う作業も今日は風もあり、本堂も扇風機ひとつつけずに快適に作業を済ますことができました。
千手院の墓地の隣には寺の畑がありますが、ナマスウリが40箇ほども収穫されないでころがっています。しかし、今年はよく生りました。暑い夏には、このナマスウリを湯がいて、冷水の中でほぐし、ポン酢などをかけてシャキシャキとした食感をいただくと最高です。
お盆になると楽しめる食材・・・こういう季節感は、すごく大切にしたいと思っています。