冬準備。
越後三山にも雪が舞い降りる頃になると、里でも冬に備えた準備が始まります。
そのひとつが雪囲い作業です。
今日はあいにく雨が降ったり止んだりのお天気・・・、そんな中を地域の方にお願いして3人で境内の木々の雪囲い作業をしました。
いつも私もお手伝いをするのですが、今回は心配事相談とご法事が重なり、夕方からほんの1時間程度の作業をしただけ・・・。
この雪囲い作業は雨に降られると囲いに使う縄も上手く滑らず、大変効率が悪く、疲労が増してしまいます。
皆さんのおかげで何とか大まかな囲い作業は終わりました。あとは、私が時間をみつけながら細かい作業を行います。
この雪囲い作業も、雪の降らない地域の方々からは「大変だね~」とお声をかけていただく事が多いのですが、私は個人的には結構好きな作業なんです。木々をよく観察して、3mを超えるような積雪にたえるにはどう囲いをしたら良いのか???と考えながら囲い棒を配置したり、木々の枝を束ねていると、何故か楽しい気分にさせられるのです。
もちろん失敗することもたくさんあります。今年の大雪などでは囲いの仕方が足りなく、たくさんの大切な枝が折られてしまいましたから・・・。
雪国の寺々、人々が行う毎年の大切な仕事です。。。