立春の日に!
今日は立春。いよいよ春がやってきた・・・とは思っても、浦佐はまだたくさんの雪に囲まれています。
まぁ、気長に雪解けを待ちたいと思います。
しかし、暦のように今日は暖かく、1日雨模様。外では小鳥たちがいつもよりも元気よく鳴きながら飛んでいました。
昨日は節分、豆まきでしたが、浦佐は昔から普光寺さまで節分行事を行ってきたため、千手院単独で節分行事はしていません。
普光寺で節分行事が一息つくと、担当の方が千手院に来てくれて、本堂中に「鬼はそと~、福はうち~!」と豆をたくさん撒いていってくれるのが恒例になっています。
ということで、昨日も今日も心配事相談、そして星祭りの祈祷をして昨年に感謝を捧げ、新しい年の息災、安穏を祈願させていただきました。
暦の世界では、節分と立春が年の変わり目になります。ですから、昨日までが平成24年、今日からが平成25年となります。
そんな年の変わり目に火鉢が届きました。
平成21年に本堂裏の離れの工事をした際、桐の木を1本切らせていただきました。その桐の木を使って新しい火鉢を、地元の大工さんの手で作ってもらいました。今までの火鉢も少々手直してもらいました。(写真奥の火鉢)
こんな火鉢はもう使っているお宅はないと思いますが、千手院ではお年始の時、またお日待で皆さんが集まる機会に使うことがあります。
夏場は縁の下等にしまっておくのですが、今回はせっかくですので夏場もふたをして、何か置物やお花でも飾れるようにしてみました。
今日はこの火鉢に日付、大工名、住職名等の裏書きをしました。裏側だけは墨書できるように、まだ塗料を塗らないでおいてもらいました。
丹精込めて作成してくれたN大工さんと、切らせてもらった桐の木に感謝の意を表してです。後世、誰かが「へぇ~、こういうことで、こんな人が作ってくれたのだな。」と感じてもらえたらうれしく思います。
こうやってお寺の什物、調度品などにはできるだけ詳細な記録を書き付けておくように心がけています。
ありがとうございました。
2/4にご相談に伺いました。終始涙が止まらない私に穏やかお顔で話しを聞いて頂きありがとうございました。頂いた御言葉の一つ一つを思い出し日々過ごしております。
いつか私も周りの人に本当の笑顔で接する事ができるようになりたいと思っています。
もう少し雪との戦いも続きますが、お身体大事なさって下さい。
スマイル!
yumaさん、コメントありがとうございます。
色々と生意気な事を申し上げたかも知れませんが、どうぞお許し下さい。
「日ぐすり」っていう言葉があります。
時間をかけて過ごす事で、きっと笑顔が戻ってくるはずです。雪の日が多いですが、お天気の日にはお日さまに顔を向けて歩みましょう。お互いに・・・