春よ来い!
魚沼に春を告げる伝統のお祭り、浦佐毘沙門堂裸押し合い大祭が無事終了致しました。
私は毎年恒例のお手伝いとして、朝から夜10時くらいまでご祈祷やお祓いなどの役目で勤めてきました。
今年は昼間も雪が降り続け、お天気はイマイチでしたが、それ以上に多聞青年団や講中、餅会の熱気で雪も解けてしまいそうでした。
写真を撮れる時間があまりありませんでしたが、ほんの2枚をアップします。
昼間の福餅撒与です。正面の大きなお堂が毘沙門堂。
画像右の白い建物の上と、手前の雪で設営した雪台の上から福餅を撒いています。
上手く撮れませんでしたが、大ローソクが点火され、待機しています。
多聞青年団達がこの大ローソクをかつぎ、裸で押し合っている大の大人達に道をあけさせます。どんなに大男でも、これだけのローソクが近くにくれば反射でよけてしまいます。
もう少し詳しく写真をアップしたかったのですが、思うように時間がとれずに今年はこれだけになります。
夜中の12時近くまで、毘沙門天に参拝しようと、福をいただこうと、男達が押し合います。
たった1日の伝統行事ですが、男達に一気に火がつき、一気に燃え尽きる、決まりの良い、男らしい、日本三大奇祭のひとつです。
また、大祭の終了と同じくして葬儀の連絡が相次ぎました。
お祭り後に心配事相談をご予約いただいていた方には大変申し訳ございませんがキャンセルをお願い致しました。「葬儀」という事情をお汲みとりいただき、ご容赦願います。