雨の盆持。

深夜3時くらいだったろうか、凄い雨音で目が覚めると、お寺の脇を流れる祓川の水音がかなりの爆音になっていた。
その瞬間「あっ、池がやばい!!!」。すぐに中庭の池の様子を見てみると、完全に泥水で溢れかえり、あと10cm程度で本堂の床下に入っていく勢いでした。

懐中電灯をもって急いで祓川へ行き、水門を閉めて池に入る水を止めるも、墓地や山側から流れてくる雨水の勢いは川のようになっていて、池の排水が間に合うかどうか心配でしたが、何とか間に合い、1時間後くらいに元通りの水位になりました。

朝の祓川の様子です。茶色の濁流がすごい勢いでした。
1日、雨が降ったり止んだり、時にバケツをひっくり返したような雨模様でした。

このような雨に遭うと思い出すのが平成23年の今頃、7月30日~8月1日にかけておきた新潟・福島豪雨です。
今回は大丈夫かな~などと油断をしていたら、かなりのヒヤヒヤものでした。平成23年の豪雨では写真の滝になっている所の上部の川の水かさがあと50cm位で川から溢れるくらいの凄まじさでした。

そんな豪雨の浦佐でしたが、今日8月1日は毎年恒例の盆持(ぼんぼち)でした。盆礼とか盆参などとも言います。

昔から今日は特に五箇地区、大崎地区の檀家さんがお参りにきて、本堂で読経のあとお昼ご飯を召し上がっていただきます。今のように車がなかった時代、朝早く家を出てもお寺につくのがお昼頃になるため、お寺で昼食の接待をしたのが始まりです。おもてなしの心とでも言えば良いでしょうか・・・車の世の中になっても続いている伝統行事です。

もちろん浦佐の檀家さんもお見えになりますが、ほとんどの人は玄関先で挨拶を交わし、ご本尊様へのお布施をお上げいただいたあとに帰ります。現代社会の忙しさに追われて、今では大部分の人が13日のご先祖様のお迎えの時に盆礼のお布施を持ってお参りにこられます。
この盆礼にお上げいただいた浄財を使って境内の草むしりを頼んだり、仏器磨きの薬を購入したり、お盆飾りにつかうお供物やお花を調達させていただいております。

いよいよお盆を迎える月になりました。暑さに負けず、皆様が気持ちよくお参りできるよう頑張って境内の清掃作業、お盆準備にとりかかります。

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雨の盆持。” に対して4件のコメントがあります。

  1. 遠方の信徒・環閑亭 より:

    今年は異常天気
    いまだに東北地方は梅雨が空けず、西日本では異常な位の暑さ北陸では豪雨。最近異常な天候ですね。
    普段の祓川は底が見えるくらい?こんな濁流初めて見ました。早く気が付いて良かったですね。浦佐はこれからが夏本番?ご自愛ください。

  2. kenjunjun より:

    ほんとうに不順ですね。
    遠方の信徒・環閑亭さんこんばんは。

    本当に日本全国、ちょっとおかしな天候続きですね。
    どこにいても油断禁物といったところでしょうか・・・。

    浦佐は明日あたりからお天気が続く予報です。
    いよいよ梅雨明けか・・・、お盆頃が一番暑くなりそうです。

  3. nell より:

    はじめまして
    盆持の意味を教えてください。
    意味も分からず親に行けと言われ毎年行ってます…

  4. kenjunjun より:

    こんな感じで分かりますでしょうか?
    nellさん、お返事が遅くなってすいませんでした。

    盆持について、8月4日のブログに書いてみました。少しでも参考になればうれしいです。

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