濁り水

今朝6時30分から有志でゲンジボタルが自然に生息する祓川上流の草刈り作業を行いました。
すがすがしい朝の空気の中、6人で約1時間30分の作業でした。

一昨年にはここに一晩で約200匹のゲンジボタルが乱舞しましたが、直後の新潟福島豪雨により、川の形も大きく崩れ、ホタルたちも壊滅的な被害を受けました。ホタルもエサになるカワニナもみ~んな下流へ流されてしまいました。

浦佐ではヘイケボタルもいる田んぼや休耕田の周辺はその立地条件からホタルが生き延びましたが、祓川のような清流で、人為的な水量調節ができないようなところでは残念ながらどうしようもありませんでした。

しかし、それが自然の摂理なら、謙虚に受け止めるしかないと思います。

今年の夏は多くて4~5匹のゲンジボタルしか確認できませんでしたが、川の様子を観察するとエサのカワニナも少しずつ戻ってきているようです。あと2~3年をかければ多少のホタルが戻ってきてくれると思います。

そのために必要なのが、定期的な川辺の草刈りです。適度な日照がなければ水辺の動植物の多様性は豊かになりません。
ほんの数名の有志で取り組んでいますが、協力してくれる皆さんには感謝の限りです。

ちょうどよく草刈りができました。

川が白っぽく濁っているのが分かるでしょうか?

一昨日までは雨が降っていたので濁りがでるのは分かるのですが、普段の祓川であればもっと茶色く濁るのです。
そして昨日は雨が降りませんでしたから、今朝には普通濁りがとれて澄んだ川の水に戻っているはずです。

これと同じ現象が去年の今頃にも見られました。
奥で工事でも始めたのか・・・と思うような川の濁り、実際は何もしていないのですが、去年も白っぽい濁り水がでた日がありました。
新潟福島豪雨以来、このような川の変化が生じています。いったい原因は何なのだろう???

川辺を草刈りしていると、あちこちにミョウガが伸びています。
ちょうどミョウガの時期になり、美味しそうなミョウガがたくさんでています。

ちょっと薬味にとってきたい・・・そんな時にふっと歩いて取りにいけて、自然のままの食材を美味しくいただけるのですから、こんな贅沢はないですね。有難いことです。。。

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