彼岸の入り。

昨日は中秋の名月、十五夜さま。
浦佐でもとーっても綺麗なお月様が見られました。こんな綺麗な十五夜はいつ以来だったでしょうか。

ちょうど、お風呂に入って窓を開けてみると、良い感じにお月様が見えたので、月見風呂でちょっと得した気分になりました。

そして今日からは秋彼岸に入りました。
千手院では春彼岸、お盆、秋彼岸と3回に分けて、1年に1回、お檀家さんのお仏壇をお参りさせていただくシステムをとっているため、今日から檀家回りが始まりました。なので、他のお寺のように「中日法要」などは行っておりません。

収穫の秋でもあり、クルミもたくさんなっています。山栗に芋類に、魚沼コシヒカリに、そして天然のキノコ達も早生が始まっているようです。

今日の浦佐も大変気持ち良い秋晴れ!日中は少々暑さが戻りましたが、朝晩は寒いくらいの気温になり、すがすがしいお彼岸の入りになりました。連休にもなり、稲刈りなども忙しく、そして色々なイベント、行事などもたくさんあって、それぞれが忙しいかと思いますが、お彼岸の期間中、せめてほんの少しだけでもご先祖様に気持ちを向けてみてはいかがでしょうか。

ご先祖様は今を生きている私たちに何を語りかけるでしょうか?もし生きていれば何と言うでしょうか?怒られるでしょうか?ほめられるでしょうか?私たちは先人に学び、その智慧を活かしているでしょうか?そのように問いかける感覚は多くの日本人が持っていると思います。こんな素敵な感覚を持っているのは日本だけだと思います。

「お彼岸」という習慣を持っているのも、仏教国の中で日本だけです。素晴らしいことだと思います。

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