真冬に逆戻り・・・
2日ほど、よ~く寝させていただきました。おかげでバッチリ快調です。
さて、3月3日の裸押し合い大祭が終わり、春が来たか~と思いきや真冬に逆戻り・・・、ここ2、3日で約1mの新雪がどんどんと進んでいた雪解けの上に降り積もりました。
今朝の本堂。春はどこへやら・・・。
門柱もしっかりとアフロをきめてくれました。
今日、3月8日は先代の賢能住職が遷化して、17回忌を迎えました。
もうそんな時間が経ったのか・・・この17年で自分は何をすることができただろうか・・・考えさせられる1日でした。ご飯やお茶、お水をお供えしたあとは、老僧が好きだったお寿司を買ってきてお供えしました。生臭坊主かな。
ここ数年、私の周囲には今後にしっかりと伝え残していきたい仏像や掛け軸、お寺の什物が不思議と声をかけてくれているような気がします。先代の老僧時代はとにかく伽藍を整備しなければ、雨漏りなど建物自体がやられてしまう時代でしたので、よくぞ屋根替えをしてくれたり、大増築をしてくれたり、ハード面を整えてくれました。私は今後10年ほどをかけて、残された中の部分、什物関係の修復に重点を置かねばならないだろうと思っています。
皆さん修復というとピンとこないかも知れませんが、大勢の人達の祈りと歴史を刻んできたものというのは大変な重みのあるものです。だからこそ、単純に造り替えれば簡単じゃん!、などという訳にはいきません。そしてそれには大きな資金が必要になるのも事実です。宗教法人が課税されないからこそ何とかできるかどうか・・・、いや、私が生きているうちに、課税をされようがされまいが、必ず後世に伝える修復を成し遂げたいと思っています。
先代の命日の日に、あらためて思った次第です。。。