12月にこの雪か・・・

いやぁ~、12月にこれだけの大雪になるとは思ってもいなかったです。
ちょうど、この12月17日くらいは、例年ですとまだ山まで車で行けて、ちょうど八海山の八ツ峰付近からのご来光とタイミングがあえば大雲海が見られるんです。

しかし、12月中旬でこの2度の連続した大雪・・・地元の人もビックリしています。

16日、続いて大寒波がくるという事で、本堂前の雪を急いで除雪。去年買い換えた除雪機が大活躍!

本堂前の雪を割ると、こんな感じです。
スコップと比べると大体の高さが分かるでしょうか???

この作業のあと、16日の夜から雪が降り始めました。
どんどんと降り方が強くなり、あっという間に大雪に・・・、天気予報通りでした。

17日朝、浦佐毘沙門堂の1枚。もう屋根に届きそうな積雪です。

そして今日、千手院の庫裡の玄関脇です。
屋根から滑り落ちてきた雪がご覧のようです。

左奥が千手院、右奥に小さく見えるのが、毘沙門堂の山門、真ん中に千手院のしだれ桜が雪をかぶっています。
雪国は大きな木が育たないと言われています。この雪を見ればお分かりになるでしょう。湿り気の多い越後の雪は、あまりの重さで木々の枝をみな折ってしまうのです。このしだれ桜にかかった雪の重量だって、ゆうに100kg以上はあるはずです。

毎年、この雪に耐えながら200年以上立ち続け、春には見事な花を咲かせてくれる・・・千手院のしだれ桜の有り難さは、この冬のしだれ桜と対にして見たとき、その美しさが倍増します。

さてさて、朝と夕方に除雪に追われていますが、そうばかりも言っていられません。

やっと、ヨシ切りの作業に入ることができました。
毎年、お正月のご祈祷に使用する幣束に使うヨシを約1000本切りそろえます。3日ほどはかかるでしょうか。

秋に刈ったものを天日干しし、皮をはいで、このように切りそろえていきます。
昔から行われている手法で用意します。

さぁ、明日は午後から徐々に寒気が抜ける予報です。屋根から落ちた雪の除雪に追われそうです。
このような光景は、1月下旬から2月中旬くらいの景色ですが、今年は12月でこれ・・・、しかし、これが雪国ですね。せっかくなんですから、楽しんで除雪を満喫したいと思いま~す。

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