最後の夏行事。

毎年、千手院の夏の最後の行事が諏訪大明神さまの祭礼です。

26日早朝、門前区民が全戸出て、祭礼の準備をしました。

17時から読経による祭礼、ご祈願を上げ、そのまま千手院本堂で直礼(一献)、般若湯がまわってきたところで一端お開きになり、あとは残りたい人達で続きをしながら盆踊りを境内で奉納します。

子供達が大勢いた頃には、それなりに盆踊りの輪もありましたが、今ではほんのささやかな、けれど素晴らしいものであります。
大きくメジャーなお祭りも良いですが、私はこういう小さなコミュニティーの中で受け継がれているお祭りも大好きです。

河川改修が行われる前には、もう少し下部にありましたが、現在はご覧のよう。
小さな祠ですが、昔ながらに守られています。

浦佐の隣、魚沼市(旧小出町)では、大きな花火大会が行われますが、こちらも同じく諏訪さまのお祭りです。
そして、千手院だけでなく、あちこちで町内の祭礼が行われています。

調べたことはありませんが、もしかしたら、この魚沼周辺で、町内単位で祀られているのは諏訪大明神さまが一番数が多いかも知れません。
個人単位で祀られているのはダントツで稲荷さまでありましょう。

この諏訪様の祭礼が終わると、千手院の夏の行事はすべて終了し、あとは秋モードへと向かっていきます。
あんなに暑かったのに、外はコオロギの声、ススキに萩の花が咲き始めようとしています。

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