師走

忙しい月に入りましたね。

1日、越後一之宮、弥彦神社近くで宗派の会議があり出かけてきました。
今期役員の最後の大きな会議で、1泊してきました。

2日、朝食を済ませてすぐ浦佐に戻りました。最高のお天気でかなり冷え込みました。
弥彦あたりは越後平野が広がっているので早朝から見晴らしが良かったです。

高速道路にのり、南へ向かって小千谷を過ぎ、トンネルを抜けて魚沼へ入るとそれまでの晴天がウソのよう、霧が深く、「今朝は今年1番の雲海がでたなぁ~」と思いながら運転してきました。やはり魚沼市から浦佐、六日町付近は大きな雲海が広がる地形である事が再確認できました。これが美味しい魚沼コシヒカリを育てる一因なのですね。

浦佐に到着したのは10時頃でしたが、まだ霧の下でした。かなりの雲海日より、見に行けなくて残念でした。

お寺に帰り、すぐに支度をかえて消雪パイプの点検、掃除を行いました。

境内中には地下水を回すための配管がしてありますが、所々にご覧のような泥はけ口がついています。
先ずはここを開けて、1年たまった泥やゴミを流し出します。

水がきれいになると、泥はけ口を閉じ、いたるところにある消雪用の水口の水量調節とつまった所は千枚通しなどでつまりを取り除きます。

お寺の境内は広いので約半日かけて掃除、点検をします。

こんな工具を使います。
魚沼周辺では、多くの家庭にある工具ですし、お寺に限らず、この消雪パイプの点検、掃除はどこの家庭でも行っているものです。

数カ所、業者に見てもらわなければいけない箇所があり、そこを残して無事終了。

そして、本日3日はヨシ切り作業を行いました。
先般のお手伝いの若手のお坊さんに再度手伝いをお願いして、やっと今日切り終わりました。

これで約900本弱になるかと思います。今日はここまで。

これから、このヨシを太いもの、細いもの、曲がりがあるもの、の3種類に大体300本ずつ分け、太いものは荒神様用、細いものは水神様用、曲がりがあるものは紙を巻いて星祭りのご祈祷用の幣束に使用しています。

毎年の事ながら、9月から準備をしている手間のかかる作業ですが、長く伝えられてきた伝統です。私ができる限りは大切にしていきたいと思います。

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