お久しぶりです。

糸魚川市の大火災、この年末に、見ているだけで心が痛くなりました。心よりお見舞い申し上げます。
糸魚川には知っている方もいますし、豊山派のお寺さまもありますので、大丈夫だったかと心配しています。

そして今晩は、私が長谷寺の研修所時代の恩師のお通夜が寺泊であり、お手伝いに行ってきました。

当時は日本海側を夜行電車に乗って奈良の長谷寺まで来てくださり、楽しくも、厳しくもあった方でした。
そして学者のような緻密さと、常に宗派や仏教界、日本の情勢まで、広く大きな視野をあわせもった先生でした。
明日も早朝からお手伝いに行きます。

話は変わりますが、この20日だったでしょうか、「キャレル」という新潟県内の月刊誌が発売されました。
数年前には千手院の枝垂桜も特集してくれた雑誌です。

今回はおふだの特集ということで、春の県立歴史博物館での春季特別展でのご縁もあり、千手院のおふだ類も結構大きく紹介されておりますので、よろしかったらご覧ください。コンビニや本屋さんで売っています。

浦佐毘沙門堂のお札や八海山神社、塩沢の関興寺さまなど、魚沼地方の神社仏閣が多く載っています。
それだけ祈祷をあげてきた伝統が今も広く根付いているからなのでしょうか???

取材にこられた編集者も驚いている様子でした。

さぁ、明日は雪だるまの天気予報ですが、感謝の気持ちで先生をお見送りしたいと思います。
けれど、これが最後のお別れだとは思っていません。私にとって先生への報恩はこれからが本番です。

お釈迦様が最後におっしゃいました。「私(お釈迦様)を真に供養するということは、形にとらわれず(形が無意味だとは言っていません)私が教えたことを実践していくことだ」と。私がよくご葬儀の席でご遺族にお話しする言葉です。今一度、私自身の胸に刻み直したいと思います。

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