人ごとではありません。

那須の雪崩事故、山岳部の集まりが何故・・・、悲痛な気持ちにさせられます。

残雪の多い魚沼も人ごとではありません。
今シーズンもバックカントリースキーなどの雪山遭難が多くありました。

ただ、その魅力もよく分かるだけに、山だけでなく自然との関わり方には、常に恩恵と危険が表裏一体になっているのだなと思います。

そんな私もお彼岸があけ、25日には久しぶりに土曜日のフリーをいただきました。
お寺裏にある残雪の浦佐城跡から登り、私がよく雲海を見に行くヤゴ平林道を降りるルートで出かけてきました。

スノーシューとあわせて、スノーランブラーという、かなりの斜度でも歩いて登れるスキーが私の好みです。
長靴で履けるのと、登りは滑り落ちず、下りはゆっくりとしたスピードで滑れるのが魅力です。

いつもはヤゴ平林道から登り始めるのですが、今年は試しに浦佐城跡から登ってみました。

城跡中腹のブナ林の付近、まだ1m以上の積雪です。
しかし、やはり戦国時代の山城を築く山だけあります。斜度がきつく、スノーランブラーではちょっときつい登り、スノーシューに履き替えです。

城跡を越え、尾根沿いをゆっくりと、雪の上を通る涼しい風を浴びながら今日のピーク地点から越後三山!
チョー気持ちが良かったです。

ピーク地点まで尾根沿いに歩いてきた跡が分かるでしょうか?

いつも携帯で撮るとピントが後ろになってしまい、うまく撮れませんがマンサクの花たちです。
浦佐の西山にはあちこちにマンサクの木があり、もうかなり咲いている頃かと思いきや、まだ咲き始めでした。

休憩する時も、ほんの短時間で飲み物がよ~く冷えますよ!

街中の積雪は0、境内前で1m弱、浦佐城跡中腹で1m50cmほど、今回のピーク地点ではまだ2mほどの積雪があります。夏には絶対無理な位置からの眺めが楽しめるのも、残雪の雪山散策の楽しみのひとつですが、春は雪崩もつきものです。

地元の里山なので、毎年大体の雪崩ポイントは把握して、気をつけて登っているつもりですが、何でも油断は禁物です。
那須の事故は本当に人ごとではありません。

それでも登りたくなってしまうのは何故なんでしょうねぇ?「人は何故山に登るのか」そんな本を出版していたお医者さんがいたようにも思います。

こちらも上手く撮れませんでしたが、雪解けの時期になると雪のうえに線が走ります。
この線の下に雪解けの水の道があります。真っ直ぐなもの、曲がったもの、色々です。自然の造形美であり、思わず見入ってしまいました。

山の下で大量発生していた雪虫?も、山の雪上にはまったくいませんでした、何故?

今回の雪山ハイクでは、浦佐高山方面からのスノーシューの足跡も残っており、春の雪山に訪れている人がいるのだなぁ~と思いました。

25日はゆっくり登って、ゆっくり滑り降りて、やく3時間ほどの楽しい時間でした。
安全第一!!!

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