戸たての薬師

昨日は立冬、日中は11月とは思えない暖かさでした。
千手院となりの毘沙門堂、普光寺様では、四国八十八箇所のお砂踏みが開催され、多くのお参りがあったそうです。

四国をお遍路することは、思っている以上に様々な条件、ご縁が揃わなければ叶わないものです。浦佐の地でお大師さまのご縁をいただくことができて良かったです。

夜は戸たての薬師様の宵晩・・・19時から薬師護摩を厳修しました。
恒例の境内の銀杏の実をお供物にあげて、御詠歌講の皆さんを中心としたお参りの方々にお配りいたしました。

昔に比べれば人数が少なく寂しさもありますが、細々とでも、伝統を受け継いでいられることに感謝あるのみです。

今日は午前中、春の5月8日に上がっていただいた浦佐城跡の薬師様の祠に、下山いただくようお参りし、お参りの後は冬支度のため旗などを片付け、祠の周囲を雪囲いしてきました。

春は賑やかなお参りとなりますが、11月は冬を前に私1人だけの、ささやかなお参りとなります。

上手くありませんが、こんな感じで囲ってきました。
薬師様には申し訳ないのですが、山の上なので、資材もなく山の中にある木々を使っただけの簡単な冬囲いです。

11月は「戸たての薬師」と言い習わしてきました。
昔の記録を見ると、正確な位置は不明ですが、現在の祠の近くに薬師堂というお堂が建っていたようです。
簡易なお堂かと推察しますが、冬を前にお堂の雪囲いをする、つまり「戸をたてる」という事から戸たての薬師と呼ぶようになったのだと代々住職からの口伝です。

千手院では、この戸たての薬師様以降、秋から冬モードに切り替わります。
さぁ、冬に向かって一段と忙しくなりますよ~

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