春へ向けて

東日本大震災、多くの犠牲者をだし、未だに行方不明者は多く、今なお不自由な生活を余儀なくされている現実。
あらためて心からご冥福を祈るとともに、どんなに科学が発達しても、人間は自然界に生かされている存在だという畏怖畏敬の念を忘れてはいけないと心の底から感じます。

大震災前、日本国中で「葬式不要論」が週刊誌、テレビ、出版社、マスコミ各所で盛んになっていたのが、震災以降パッタリと止まりました。
人の死と尊厳、どうにもならない気持ちの行き場をどこへもっていけるかというと、最後は宗教や祈り、葬儀のところにたどりつくのだという事を、皆さん言葉にはあげないけれども、感じたからではないのかと思います。

今日は大切なお檀家さんの葬儀がありました。本当にお世話になり、私をここまで導いてくれた大切なお一人でした。

三月三日以降、どんどんと雪どけが進み、本堂前もかなり消えました。
今年の春は早くやってきそうな感じです。

ご近所に隣接する道路脇からクロッカスが咲きました。
南側に面するこの場所から、このクロッカスが咲き始めると「本格的な春がやってくる」目安としています。

私の早春の楽しみのひとつ、スノーシューを掃いて、雪道をトレッキングすることです。
今年はなかなか時間がとれず、未だに行けていませんが、知り合いが山の上から送ってくれた写真。
ちょっとしたオーロラ?気分。

鳥や雪どけの水の音、ひんやりとした雪の冷気、本当にぜいたくな、幸せな、恵まれた土地に住んでいると思います。
雪がとけてしまわないうちに、山へ散策へ行きたいと思います

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