平成から令和へ

いよいよ令和の時代へと入りました。
夢と誇りの持てる豊かな時代となるよう、私達一人一人が心して行動したいものですね。

4月26日に檀信徒の皆さん、浦佐城・薬師様の会の皆さんで担ぎ上げていただいた砂利や砂などを使用し、薬師稲荷大明神様の鳥居再建の工事が完了しました。

今日、午後からお供えの山菜を採りながら登り、工事を確認してから読経を上げて参りました。
おかげさまで、山の上に立派な鳥居を再建していただきました。

冬の雪も大丈夫だという事で施工してもらいましたが、実際は一冬を越えてみないと何とも言えません。そこがほんの少し気がかりな点です。

鳥居の裏側には、寄進者のお名前や檀家一同などの記録もさせていただきました。

ヤマユリも出始めました。

先代住職が大好きだったアンニンゴ(ウワミズザクラ)。もう少しすると白い可憐な花が咲きます。
先代は花が開く直前のものを塩漬けにし、般若湯のお供にいただくのが大好きでした。

私は平成元年に初めて頭を剃り、正式に仏門に入りました。当時、美空ひばりさんの死去のニュースが大々的に報じられていたことをよく思い出します。
そして平成が終わり、令和元年に晋山式を迎え、檀信徒の皆様に正式に認めていただく事になったのも何かの因果なのかもしれません。
時代は豊かになったとはいえど、問題は山積みで、心の病を抱える老若男女の何と多いことか・・・、平成10年から老僧の心配事相談室を引き継がせていただき約20年、令和のお寺の在り方をもう一度よく考えながら精進したいと思っております。

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