癸卯・令和5年

新年明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い申し上げます。

ささやかなブログですが、たまに遊びにきていただけたら幸いです。

元旦は御年始の御挨拶があります。檀信徒の方々がお寺に足を運び、ご本尊様とご先祖様方に1年の安寧を祈り、住職と挨拶を交わすのが恒例となっています。お寺では、御年始用の古い掛け軸をかけ、蓬莱山を礼の間を飾り付け、御神酒をご用意してお待ちしております。

何年も前から、ご先祖のため、故郷のためにみちのく初桜を送ってくださる浦佐出身の方がおります。今年はなんとか頑張ったのですが、上手く調整できずに1~2輪が咲く直前の桜となってしまいましたが、蓬莱山の対面に飾らせていただきました。

シクラメンの花は、こちらも今は遠方にお住まいですが、明治から昭和初期にかけて千手院のすぐ近くにあった大師庵という庵の尼僧のご子息からお送りいただいたものです。明治の頃にお四国遍路を何回もして、ご朱印で真っ赤になった笈摺や旅の台帳、記録やご位牌が今も千手院に残っております。

今、その大師庵はなくなり、そこで祀られていた弘法大師像が千手院に安置されております。

令和5年の元旦は、天気予報がそれほど良くなかったのですが、晴れ間が現れ、足元も良く、穏やかな良いお正月となりました。昨年、一昨年は大雪になり、お参りに来られる方々には本堂正面から入れず、庫裡からの出入りとなってしまったのですが、今年は正面から出入りしていただいて本当に良かったです。

檀信徒の皆様におかれましては、この1年が充実して実りある、良い年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

千手院もより発展していけるよう精進いたしますので、ご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

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