節分~立春

お正月の元旦と同じくらい、この立春は大切な節目の日となります。

九星など、暦の世界では、節分の2月3日までの生まれの人は、令和4年生まれと数えられ、2月4日の立春からが令和5年となります。

昨日の節分、例年は午後から普光寺から来てくれる井口巻の本家さんが、今年はお寺の都合があるとかで、午前中に来てくれ、本堂に豆を撒いて福を呼んでくれました。

昔は毘沙門堂別当の普光寺と千手院はひとつのようなもので、年中行事も普光寺で一緒に行われることがほとんどでしたから、千手院では個別に節分行事や団子撒きのようなことはしていませんでした。

そのなごりで、今でも丁重に豆まきに来てくださいます。

毎日、毘沙門堂境内にある古山門の鍵の開け閉めに行きますが、昨日の夕方、暖気もあって長廊下の雪がご覧のように固まりになって落ちていました。後ろに見えるのが毘沙門堂です。

幅が一間もあるような雪の塊・・・、これでも昨年よりは雪は少ないです。

そして昔は雪も滑る落ちる屋根ではなく、全部手堀りでしたから、ここまでの大きな雪の塊にはならなかったはずです。便利になった分、落雪時の雪の威力で長廊下などは全体が少し傾いているほどです。考えものですね。

毎年、立春の頃、ほぼ千手院正面からお日様が昇ります。

お正月は少々慌ただしいのですが、この立春には静かに1年の目標を新たにします。

そしてお正月から続いている星祭も、本来はこの節分前後に行われます。本年の祈願者全員の安全、安寧を祈念して、住職1人で、じっくりとご祈祷を厳修したことをご報告いたします。

令和5年、癸卯歳、どうか良い1年になりますように!!!

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