彼岸のノリ雪
春彼岸があけました。昨日までで順調に檀家さんのお参りが終わり、今日はご法事とご祈祷がありました。
暑さ寒さも彼岸まで・・・春のお彼岸に降る雪は、ボタン雪のように雪の粒が大きく、湿気を多く含み、ペタペタと張りつくような糊(のり)を思わせることから、魚沼では「彼岸のノリ雪」と言われてきました。
ただ私の見解は異なり、「彼岸の法(のり)雪」だと、ず~っと思ってきました。
仏法の「法」であります。例年だとお墓も雪で埋まっています。雪のない地域と違い、お墓参りはできません。彼岸に降る雪を見ながら仏の教え、親や先祖の教えてくれたこと、戒めてくれたこと、そういう教えを振り返って思い出させてくれるのが「彼岸のノリ雪」だと思っています。
ボタ~ん、ボタ~んと落ちてくる雪がお彼岸には多いのですが、今年は違い(笑)、真冬を思わせる本格的な吹雪模様でした。彼岸あけの今日は雨でしたが、今朝の本堂内は0度・・・寒かったです~。
徐々に徐々に春に近づく・・・日が長くなる・・・春っていいですね!!!